NPO法人司法過疎サポートネットワーク

NPO法人司法過疎
サポートネットワーク

主に東京都の島しょ部で、定期的に無料法律・税務相談会を行っています。

何を相談できるのか

裁判、登記手続き、税金の申告など、法律に関するあらゆる問題のご相談にワンストップサービスで応じます。

弁護士、司法書士、税理士、土地家屋調査士は、「士」という言葉がつくことから、「士業」(「しぎょう」もしくは「さむらいぎょう」)と呼ばれています。

皆さんはこれらの職業について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

●弁護士
他人と紛争がある場合に、相手方との交渉をしたり、裁判の代理人となったりする。
●司法書士
売買や相続に伴う土地建物の登記や、会社の登記を行う。
●税理士
所得税、相続税、贈与税などの税金について確定申告を行う。
●土地家屋調査士
土地の測量を行ったり、建物を新築する際の登記を行う。

これらも間違いではありませんが、実際には、どの士業も、皆さんがご想像しているよりも取り扱い分野はもっと幅広いです。しかも、士業によって、業務内容が重なり合う部分もあります。

また、ご相談いただくのは生の事実ですから、相手との交渉や登記手続や税金申告など、場合によっては様々な対応が必要になります。そのようなとき、我々士業が協力すれば、より皆さんにとって満足のいくアドバイスをお伝えすることができます。

これが、法曹のワンストップサービス。ご希望やご相談内容に応じた専門家が対応いたします。

弁護士への相談例

1. 夫婦・親子問題に関する相談例

■私と夫は10年前に結婚して、小学生の子どもが2人います。でも、去年夫の浮気が発覚し、以来会話一つありません。私としては、離婚をしたいと考えています。子どもの親権や養育費、慰謝料、財産分与など、今後どのように話し合いをすすめていったらいいでしょうか。

■私と元夫は昨年10月に離婚し、子どもの養育費として毎月4万円ずつ養育費をもらうことになりました。しかし、今年の5月から養育費の支払いがありません。どうしたらいいでしょうか。

2. 相続問題

■父が1月に亡くなりました。5人兄弟なのですが、財産の分け方について揉めています。私が父の面倒を長年見ていたのに、そのことを考慮してくれません。どう考えるべきでしょうか。今後、どう話し合いや手続を進めればいいでしょうか。

3. 借金問題

■3年前まで内地で生活していたときに、クレジットカードでキャッシングをし、まだ300万円ほど残っていて、月5万円ずつ返済しています。しかし、なかなか借金は減りません。一体どうしたらいいでしょうか。

■消費者金融から10年前に100万円を借りました。収入がなくて、ここ数年支払っていなかったところ、最近になって東京簡易裁判所というところから書類が来ました。どう対応したらいいでしょうか。

4. 消費者トラブル

■スマホでネットのサイトを見ていてクリックをしたら、「ご入会有り難うございます。つきましては入会金として、10万円を次の口座に振り込んでください。」と表示されました。どうしたらいいのでしょうか。

■ネットオークションで洋服を買ったところ、肘の部分に穴が空いていました。出品者に返品して返金を求めましたが、応じてくれません。どうしたらいいでしょうか。

5. 損害賠償

■道を歩いていたらバイクにぶつけられ、右足を骨折し全治3ヶ月と診断されました。そのため1ヶ月ほどは仕事を休まなければなりません。今後、加害者や保険会社とどのように交渉をすればいいですか。賠償金はいくら請求できますか。

6. 会社関係

■海水から作った塩を1,000袋内地の業者に売ったのですが、代金を支払ってくれません。どうしたらいいですか。

■これから販売しようとしている魚の燻製の商品名を考えています。でも、商品名を考えるには商標権に気をつけろと言われました。商標権というのは一体何でしょうか。

司法書士への相談例

1. 登記に関する相談例

■先代・先々代名義の土地がそのままです。内地にいる親類等とは疎遠になっていて、どうやって相続登記をしたらいいかわかりません。

■もう何年も前に隣人と土地を交換しました。隣同士でもあり特に登記はしていませんが、何か問題はありますか。

■ずいぶん昔に完済したはずの抵当権が残ってしまっています。どうすれば抹消登記できるのですか。

■株式会社を経営していますが、もう何年も登記をしていません。なにか不都合はありますか。

2. 後見等に関する相談例

■家がだいぶ老朽化してきたので、認知症の父名義の土地に建物を新築したいと思います。なにか問題があるでしょうか。

■認知症の母の預金がおろせなくなってしまいました。生活費の問題もあるので、早急に預金の払い出しをしたいのですが、どうすればいいのでしょうか。

■知的障害者の親です。今はまだ面倒が見れますが、私が動けなくなってしまった後のことが心配です。

税理士への相談例

1. 相続税に関する相談例

■半年前に夫が亡くなりました。我が家のような場合でも相続税を支払う必要があるのでしょうか。その場合どのくらいの金額になるのでしょうか。手続きはどのようにすすめればいいのでしょうか。

2. 贈与税に関する相談例

■息子が家を建てることになったので、その資金を贈与したいと思っています。贈与税を支払うとしたら、どのくらいの金額になるのでしょうか。

■贈与税を下げる方法があるのでしょうか。その場合どのような手続きが必要でしょうか。

3. 所得税に関するご相談事例

■使っていなかった土地を知人に売りました。譲渡所得税はどのくらいになりますか。手続きはどのようにすすめればいいのでしょうか。

4. 災害により被害を受けた場合の相談例

■先月の台風で自宅と店舗の一部が壊れてしまいました。税金について免除などを受けることが出来ますか。